こんにちは、hiroyukiです。
昨今のニュースはプーチン大統領(ロシア)
によるウクライナ侵攻のことばかりですが、
日本にいるウクライナ人の涙が取り上げられて
いますが、実は今後大きく日本に関わってくる
問題だということにお気づきでしょうか?
習近平国家主席(中国)の思惑は?
分かりやすく掘り下げていこうと思います。
プーチン大統領(ロシア)のウクライナ侵攻の理由
ロシアは以前から、ウクライナが欧州連合(EU)や北大西洋条約機構(NATO)に入ろうとする動きに反発してきた。24日に侵攻開始を宣言したプーチン氏は、NATOが「我々の民族としての歴史的未来」を脅かしていると非難した。
引用元:https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-60475360
ロシアがNATOを警戒するのはなぜか?
1999年にチェコ、ハンガリー、ポーランド、2004年には旧バルト3国(エストニア、ラトビア、リトアニア)などいわゆる旧東側諸国がロシアからの支配や圧力を逃れて相次ぎNATOに加盟してきたからです。ウクライナも同様に加盟を求め、NATOは2008年の首脳会議で、ジョージアとウクライナの将来的な加盟を認めました。
ロシアは、NATOの東方拡大を自国に対する脅威とみなしています。ウクライナが加盟すればかつては旧ソ連を形成し、ロシア人も住む国から、長い国境を接して武器を向けられることになる、として強く反発しています。引用元:東京新聞

対ソビエトとしてアメリカとイギリスを
中心に誕生した安全保障機構です。
プーチン大統領としては焦りますよね。
しておりませんので、欧米諸国やアメリカ
としてもウクライナを助ける義理はない
というのが、ウクライナが孤立化している
理由の一つです。
が大きく影響しています。
頼っている国も多く、プーチン大統領が強気な
のもそういった理由からです。
日本にも(液化天然ガス)が入って来づらくなり
価格高騰の恐れがあります。
ロシアのウクライナ侵攻はの理由
①ウクライナがNATOに加盟することを恐れたため
という強み
ウクライナ侵攻に対する習近平国家主席(中国)の思惑
中国外務省トップ報道官の華春瑩氏はロシア軍の行動について、目の前の事実を無視して「それは侵攻ではない」と強弁してロシアの弁護に努める一方、同じ日に行われた中露外相の電話会談では、中国の王毅外相は「ロシアの安全保障の合理的な懸念を理解する」と述べて、ロシアの侵略行為を公然と容認した。 そして、ロシアによる侵攻開始の24日に合わせた形で、中国税関総署は「ロシアの全域から小麦を輸入することを許可した」と明らかにした。西側の対露経済制裁が迫ってきている中で、中国側のこの行動は明らかに、ロシアに対する経済的・心理的支えの意味合いもあるのであろう。つまり中国は口頭でロシアの行動を擁護しただけでなく、実際の行動においてもプーチンの戦争を支援することとなった。
プーチン・習近平会談では、双方はさらに、ロシアが今後中国向けに年間100億立方メートルの天然ガスを追加供給することで合意した。これを受け、ロシアの国営天然ガス会社ガスプロムは中国向けの天然ガス輸出を年間480億立方メートルに拡大する計画を発表した。 そしてこの合意は実は、プーチン大統領の戦争発動を経済の側面から後押しする大きな効果を持つものであった。 それに先立って1月18日、ドイツのオラフ・ショルツ首相は「ロシアがウクライナ侵攻なら、ロシアの天然ガスを西ヨーロッパ向けに輸送するためのパイプラインであるノルドストリーム2停止検討」と表明したばかり。そして1月28日には米国政府が、ロシアがウクライナ侵攻に踏み切った場合、ノルド・ストリーム2を開通させないと警告した。 つまり欧米にとって、ロシアからの天然ガス輸入を部分的に停止させることは、プーチンのウクライナ侵攻を止める有力なカードであったが、プーチン・習近平会談における「ロシアの対中国天然ガス輸出の大幅増合意」は結局、戦争阻止のための欧米の有力カードを無力化し、プーチンにとっての戦争発動のリスクを低減させた。引用元:ヤフーニュース
完全に中国はロシアを応援・支援している
のです。なぜなのでしょうか?
それは、中国による台湾併合とその先の
アメリカによるインド太平洋経済枠組み
(IPEF)に対する抵抗のための布石なのでは
ないでしょうか?
日本に住む日本人の皆様、ボケっと
していられませんよー
北京五輪の裏側で様々な思惑の中、
自国の利益のためロシア・中国が
動き出しました。
台湾有事が日本有事に繋がる理由
こちらで細かい説明は避けようと
思いますが、どう考えてもアメリカの
戦略は対中国であることが明確です。
そして、中国の台湾併合はロシアの
ウクライナ侵攻と同様の意味をもつ
ことから、今アメリカの出方が注目
されています。
アメリカがウクライナを助ける義理は
ない現状ですが、この態度を見た中国は
台湾に侵攻する可能性は高まると思います
そして、アメリカは台湾を支援することを
明示していますが、下記の流れから
アメリカは日本に協力を要請してくるのです。
バイデン政権の戦略
「台湾海峡の平和と安定を維持するため、地域内外のパートナーと協力し、台湾の自衛力を支援することを通じ、台湾の人々の願いと最善の利益に沿って、台湾の将来が平和的に決定される環境を確実にする」と書き、台湾軍事力の強化を「内外のパートナーと協力」して支援するとした。日本が含まれるのは明らかである。さらに「戦略」は、日本、オーストラリアなど同盟国と構築する「統合抑止力」を強調し日米同盟の深化を求めている。日米両国は2021年4月の菅義偉・バイデン首脳会談の共同声明で「台湾の平和と安定の重要性」を約半世紀ぶりに盛り込み、日米安保を「地域の安定装置」から「対中同盟」へと変質させた。
引用元:東洋経済on line
まとめ
日本という島国に住んでいる私達日本人
ですが、世界は各国の思惑や経済が関わり
で大きく変容しております。
そして、本日(3/1)ウクライナは
EU加盟申請書にサインしました。
今後、ウクライナ情勢が長引くほど
各国からのロシアへの経済制裁は続くことは
予想できます。プーチン大統領、そして
習近平国家主席はどのような判断を下すの
でしょうか?両国が同盟を強め、戦争が
世界に発展する前に我々にできることは
なんでしょうか?