株式会社にしき食品(宮城県岩沼市)の商品、そして菊池洋社長の考えが魅力です!(業績も絶好調)忙しい現代人の皆様はレトルト食品を食べることがあると思いますが、「レトルト食品って体に悪いの?」そんな疑問は菊池社長が解消してくれます!そしてレトルト食品を通じて本当に皆さんに伝えたいことはとっても深かった‼
菊池洋(株式会社にしき食品会長兼社長)の経歴
1973年に山形大学を卒業して都内の大手印刷会社に就職
当時はレトルト食品が花盛りで、菊池社長は営業職としてレトルト包材から生産設備までを売り歩く日々を送っていた(レトルトパウチを開発したのは印刷会社というのが驚きです!)
営業先の一社が、自身の地元・宮城県のにしき食品。食生活の変化(減塩・減糖の時代)で佃煮の売り上げが落ち込む中、レトルト食品に活路を求めて、社会人2年目だった菊池氏から殺菌装置などを購入
ただ、どんな商品を作るのか明確なビジョンはなく、設備投資が重くのしかかるばかり。「うちに来て助けてくれないか」──。父親ほどの年代の先代社長から何度も頭を下げられたのにほだされ、殺菌装置を売ってから6年後、従業員4人のにしき食品に転職。事業転換の陣頭に立った。
上記が菊池洋社長の入社の経緯です(日経ビジネスより引用)
国立大学を出て、大手印刷会社に入社と華々しい社会人のスタートを切った青年が取引先の社長の願いに応え、にしき食品に入社し10年後の1991年には社長に就任されています。なかなかできる選択ではないですし、年商約70億円の食品メーカーに育てた手腕に驚きます。
にしき食品のお店と業績
1939年03月 | ![]() |
西木寛一が仙台市に佃煮製造業を創業 | ![]() |
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1952年03月 | ![]() |
株式組織に改め、社名を「西木食品製造株式会社」とする | |
1961年01月 | ![]() |
社名を「株式会社西木食品」に変更 | |
1972年07月 | ![]() |
本社・工場を仙台市袋原に移転 | |
1975年06月 | ![]() |
レトルト殺菌装置導入 | |
1981年03月 | ![]() |
三代目社長となる菊池が入社 テスト釜を導入し、レトルト業への転換が本格化 |
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1984年10月 | ![]() |
宮城県岩沼市に新工場竣工 | |
1992年10月 | ![]() |
岩沼第二工場竣工 | |
1994年09月 | ![]() |
本社社屋・倉庫竣工 | |
1995年03月 | ![]() |
本社・研究室を岩沼工場に移転 | |
2003年03月 | ![]() |
東京営業所開設 | |
2009年06月 | ![]() |
HACCP認証 | |
2011年07月 | ![]() |
東京営業所を支店に変更 | |
2012年02月 | ![]() |
岩沼第三工場竣工(にしきや本店併設)袋原工場と本社工場統合 | |
2012年02月 | ![]() |
にしきや本店(宮城県岩沼市)オープン | |
2012年03月 | ![]() |
社名を西木食品から「にしき食品」に変更 | |
2013年04月 | ![]() |
にしきや 自由が丘店(東京都目黒区)オープン | |
2013年12月 | ![]() |
東京支店を現在地に移転 | |
2017年03月 | ![]() |
にしきや ララガーデン長町店(宮城県仙台市)オープン | |
2020年01月 | ![]() |
空港南工場竣工 | |
2020年06月 | ![]() |
Kitchenにしきや 岩沼店(宮城県岩沼市)オープン | |
2021年01月 | ![]() |
NISHIKIYA KITCHEN 仙台パルコ店(宮城県仙台市)オープン | |
2021年03月 | ![]() |
「にしきや」から「NISHIKIYA KITCHEN」にブランドをリニューアル |
株式会社にしき食品ホームページより引用、ホームページはこちら↓↓
https://www.nishiki-shokuhin.jp/
にしき食品の売上高推移
筆者も仙台在住ですのでNISHIKIYA KITCHEN 仙台パルコ店、こちらに訪問してきました。カレーの種類は50種類以上、その中から選びます。
食べ方はこのように
1、ご飯の量を選ぶ
2、カレーを選ぶ
3、付け合わせを選ぶ
人気№2のガーリックシュリンプカレーをチョイス!美味しいと楽しいが掛け合わさり何度でも行きたくなるようなお店でした。お土産はこちら↓↓
にしき食品の拘りと菊池洋社長が伝えたいこと
1、レトルトがつなぐ縁
レトルト食品って体に悪いのでは?こんなイメージをお持ちではないでしょうか?菊池社長は言います。「レトルトには食品衛生法で保存料を使用することは禁止されている。これが知られていない」「大手のレトルト食品には着色料や化学調味料が使用されて安く販売されています。ここで差をつけたい」この想いから添加物を一切使わない商品の開発をスタート
2、命を活かす
高付加価値路線へのきっかけは、パート社員との何気ないやりとりだった。夏場に水を入れた水筒を持参する社員に「会社の水を飲んだらいいのに」と声をかけたところ、返ってきた言葉は「カルキ臭くてとても飲めない」。
自分はそんな水で食品を作っていたのか──。まさに冷や水を浴びた思いだった。約800万円をかけて工場に浄水器を設置すると、他の材料も気になり始める。次は塩を思い切って天然塩に切り替えた。キロ単価が60円から300円と5倍にもなったのは痛かったが、思わぬ発見もあった。うま味の強い塩を使うことで、他の調味料の使用量を減らすことができたのだ。
日経ビジネスより引用
「自然なものを使いたい」「本当に美味しいものを提供したい」この拘りが無添加・無着色の食品づくりに繋がっていく
3、新しい価値を
「レトルトを通じて食の本当の価値を伝えたい」の言葉通り、イートインのお店をオープンし見学用の新工場も設立
夏場の会社のユニフォームはアロハシャツ、菊池社長は「製造工場を持つ船を作り、世界を回り、価値を届けたい」と夢を語ります。
まとめ
・菊池洋(株式会社にしき食品会長兼社長)は本物!
・食の本当の価値をレトルト食品に詰め込んだ!そんなにしき食品の業績は絶好調↗
・菊池洋社長がレトルト食品に込めたメッセージが魅力的!
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